あおまる3210のブログ

ヨレヨレ子育てと、ゆるゆるアウトドア

個性とは?

 

「個性」って何だろう。

 

昔、若い頃はよく悩んでた。

周りの友だちは、みんなそれぞれ個性豊かなのに、私はどうして何の特徴もないんだろう…

 

でもずいぶん大人になってやっとわかった。

個性って、「ある/なし」じゃないんだと。

そもそも、同じ顔をした人はいないし、好きな食べ物も好きな色もみんないろいろ。

その組み合わせで、その人の特徴になる。

その無限の組み合わせそのものが、個性。

当たり前のことなのに、それまでの私はそれがわからなかった。

 

何も、底抜けに明るい性格だとか、ものすごい運動神経だとか、頭脳明晰さだとか、ゴムゴムの実とかワンフォーオールとか、そんなすごいものだけが、個性なのではなくて。

それは個性のうち、特長とか特技とか言うごく一部のものだと思う。

 

自分はどんな性格で、どんなときに幸せを感じるか、

自分はどんなことが好きで、何をやってみたいか。

これを大事にすることで、「個性」は豊かになっていく。

 

中学生の頃、友達に「あなたってさ、自分の色ってのがないでしょ」といわれたことがある。

…今思うと本当にすごい、中学生でこんなことが言えるなんて。

でも当時の私は落ち込んでしまった。

別にその友達も、傷つけたくて言ったわけではないと思う。

彼女は、とても強い芯を持っていたけど、学校に行けなくなった時期もあった。きっと感性がものすごい豊かで、悩みも人一倍多かったんじゃないかなと思う。

だからきっと、ただの感想だったんだと思う、私に対しての。

 

振り返れば、このとき「そうなんよね私、全然特徴がないんよー」と素直に言えれば良かった。

こう言える、捉えることができる力が自己肯定感だと思う。

肯定感というけど、できてないことを肯定しなくてもよくて、ただ「そーなのー」と、認めるだけ。

 

まぁだけど、思春期ど真ん中の中学生には、難しかったな(笑)