きれいに揃って素敵です
小学校の運動会。
とはいえコロナ禍だから、各学年ともかけっことダンスの2種目だけ。
長男は小学校最後だから、やっぱり感慨深い?…うーんどうだろ?
本人にとっては、どうでもいいイベントみたいだったけど😗
とにかく、下の娘2人は楽しみにしてたから、お天気も崩れなくて良かった。
ダンス見てたら、ピシッと揃うことを目標として頑張って練習したことが、よくわかる。
あれ見てると思わず泣きそうになるんだけど、あれは何なのかなとよく思う。感動しとるんかな私は本当に。
ほんとよく頑張ったねと、褒めてあげたくなることは確かなんだけど。
だけど…その、「きれいに揃う」ということに、何の意味があるのかなと、今回はぼんやり考えてしまった。
何かの聞きかじりだけど、日本の教育は軍隊…軍人を育てる方法と未だに変わらない、と。確かに揃うことを目的とすれば、1人1人の個性なんかない方がいいことになる。極端な話だけど。
きっと、こんな練習、苦痛でたまらない子どももいるに違いない。
うちの長男も、どっちかと言えばそのタイプだ。たぶん。
そんな子達は、克服すべき対象ということになる。先生にとって、何とかしないといけない対象、というか。
そう思うとなぁ、何だか…
いや、素直に「すごいねよくやったねー!」って思ったのは確かなんだけど…。
”みんなで頑張ってひとつになった"みたいなことも、いい経験になるのかな。
確かに、学生のときにしか、味わえない経験ではあるかな。大人になったら、そんな機会はほぼ、ない。
楽しめてるならそれでいいか。長男みたいに乗り気になれない子どもも、それはそれで経験ということで。