あおまる3210のブログ

ヨレヨレ子育てと、ゆるゆるアウトドア

優しい気持ち

 

いつか家族で山登りに行ったとき。

 

眺めのいい頂上でのお昼ごはん。

だけどそこは大きな岩がゴツゴツしてた。

私の座っているところのすぐ横に、座りやすそうな平らな岩があったから、近くにいた娘(長女)に「ここ座ったら?」と言った。

そしたら、「そこは○○(次女)が座るから」と言って、彼女は別の岩を探して、そこに座った。

おかーさんはひそかに感動した。

こういうところ、本当に優しいしすごいなと思う。

後から来た、いつも私の横に座りたがる次女に、「そこ空けといてやったからね」みたいなことも言わないし。

 

小さいけれど、私が気づかなきゃ、誰も気づかない優しい気持ち。

 

優しさだけで生きていくことはできないし、幸せになれるわけでもないけど、少なくともこんなふうに誰かを幸せな気持ちにする。

 

子ども達を見ていると、きっと人は優しい気持ちを持って生まれて来るんだろうなと思う。

だけど生きていく中で、奥底にある優しい気持ちを忘れてしまう。たぶん、厳しい環境にいればいるほど。そして、弱い人ほど。

 

私も弱い人間だ。か弱いという意味ではなく。

だからこそ、優しい気持ちを引っぱりだせないほど疲れた日々を送るのは、何だか間違っている気がする。

何も毎日重労働してるわけでもないのになぁ。

時間の使い方が下手なのと、体力ないのと、面倒くさがりなのと。。

 

ともあれ、娘の優しい気持ちにあたたかくなった、山登りでした。

お天気も良かったし。

 

足はその後1週間ほど筋肉痛で、子ども達にバカにされたけども😅