あおまる3210のブログ

ヨレヨレ子育てと、ゆるゆるアウトドア

とにかく面倒くさがりです

 

私は、前々から薄々思ってたんだけど、めちゃくちゃ面倒くさがり。

やっと自分で認められた。自己肯定感身に付いとる!

 

いーんだよ、面倒くさがりでも。

紛れもなくそれが私だし、そんな私が確かに存在しているのも事実だし。

 

家事もほとんどが面倒くさい。

だからなるべく手早く終わらせられるよう、配置や手順を考えるのが、楽しかったりする。そういう意味では、悩まずにすむように道具は少ない方がいいから、断捨離やミニマリストにも興味がある。掃除もしやすいし。

掃除は、毎週末(毎日じゃないよ)やるなんて決まりは私の中でなくした(笑)

ちっと埃がたまってるくらいで、死にはしない。気になるときに、ガガッと掃除機かける。それでよし!

 

やってみたいこともちょこちょこあるんだけど、面倒くさくて途中でやめてしまう。

というか途中までも行かなくて、やってみようと思って材料買い揃えて、…それでそのまま止まってたり。もはや始めてもないやんか!

 

でも最近、それでもいいかなと思っている。

きっと、いつかもう一回私の中でブームが来て、そのときは材料揃ってるからもう少し面倒なく始められるはず(笑)

 

面倒くさい、を乗り越えてやりたいと思えることを、日々探している。

きれいに揃って素敵です

 

小学校の運動会。

 

とはいえコロナ禍だから、各学年ともかけっことダンスの2種目だけ。

長男は小学校最後だから、やっぱり感慨深い?…うーんどうだろ?

本人にとっては、どうでもいいイベントみたいだったけど😗

とにかく、下の娘2人は楽しみにしてたから、お天気も崩れなくて良かった。

 

ダンス見てたら、ピシッと揃うことを目標として頑張って練習したことが、よくわかる。

あれ見てると思わず泣きそうになるんだけど、あれは何なのかなとよく思う。感動しとるんかな私は本当に。

ほんとよく頑張ったねと、褒めてあげたくなることは確かなんだけど。

だけど…その、「きれいに揃う」ということに、何の意味があるのかなと、今回はぼんやり考えてしまった。

何かの聞きかじりだけど、日本の教育は軍隊…軍人を育てる方法と未だに変わらない、と。確かに揃うことを目的とすれば、1人1人の個性なんかない方がいいことになる。極端な話だけど。

きっと、こんな練習、苦痛でたまらない子どももいるに違いない。

うちの長男も、どっちかと言えばそのタイプだ。たぶん。

そんな子達は、克服すべき対象ということになる。先生にとって、何とかしないといけない対象、というか。

そう思うとなぁ、何だか…

いや、素直に「すごいねよくやったねー!」って思ったのは確かなんだけど…。

 

”みんなで頑張ってひとつになった"みたいなことも、いい経験になるのかな。

確かに、学生のときにしか、味わえない経験ではあるかな。大人になったら、そんな機会はほぼ、ない。

楽しめてるならそれでいいか。長男みたいに乗り気になれない子どもも、それはそれで経験ということで。

 

 

個性とは?

 

「個性」って何だろう。

 

昔、若い頃はよく悩んでた。

周りの友だちは、みんなそれぞれ個性豊かなのに、私はどうして何の特徴もないんだろう…

 

でもずいぶん大人になってやっとわかった。

個性って、「ある/なし」じゃないんだと。

そもそも、同じ顔をした人はいないし、好きな食べ物も好きな色もみんないろいろ。

その組み合わせで、その人の特徴になる。

その無限の組み合わせそのものが、個性。

当たり前のことなのに、それまでの私はそれがわからなかった。

 

何も、底抜けに明るい性格だとか、ものすごい運動神経だとか、頭脳明晰さだとか、ゴムゴムの実とかワンフォーオールとか、そんなすごいものだけが、個性なのではなくて。

それは個性のうち、特長とか特技とか言うごく一部のものだと思う。

 

自分はどんな性格で、どんなときに幸せを感じるか、

自分はどんなことが好きで、何をやってみたいか。

これを大事にすることで、「個性」は豊かになっていく。

 

中学生の頃、友達に「あなたってさ、自分の色ってのがないでしょ」といわれたことがある。

…今思うと本当にすごい、中学生でこんなことが言えるなんて。

でも当時の私は落ち込んでしまった。

別にその友達も、傷つけたくて言ったわけではないと思う。

彼女は、とても強い芯を持っていたけど、学校に行けなくなった時期もあった。きっと感性がものすごい豊かで、悩みも人一倍多かったんじゃないかなと思う。

だからきっと、ただの感想だったんだと思う、私に対しての。

 

振り返れば、このとき「そうなんよね私、全然特徴がないんよー」と素直に言えれば良かった。

こう言える、捉えることができる力が自己肯定感だと思う。

肯定感というけど、できてないことを肯定しなくてもよくて、ただ「そーなのー」と、認めるだけ。

 

まぁだけど、思春期ど真ん中の中学生には、難しかったな(笑)

 

 

 

優しい気持ち

 

いつか家族で山登りに行ったとき。

 

眺めのいい頂上でのお昼ごはん。

だけどそこは大きな岩がゴツゴツしてた。

私の座っているところのすぐ横に、座りやすそうな平らな岩があったから、近くにいた娘(長女)に「ここ座ったら?」と言った。

そしたら、「そこは○○(次女)が座るから」と言って、彼女は別の岩を探して、そこに座った。

おかーさんはひそかに感動した。

こういうところ、本当に優しいしすごいなと思う。

後から来た、いつも私の横に座りたがる次女に、「そこ空けといてやったからね」みたいなことも言わないし。

 

小さいけれど、私が気づかなきゃ、誰も気づかない優しい気持ち。

 

優しさだけで生きていくことはできないし、幸せになれるわけでもないけど、少なくともこんなふうに誰かを幸せな気持ちにする。

 

子ども達を見ていると、きっと人は優しい気持ちを持って生まれて来るんだろうなと思う。

だけど生きていく中で、奥底にある優しい気持ちを忘れてしまう。たぶん、厳しい環境にいればいるほど。そして、弱い人ほど。

 

私も弱い人間だ。か弱いという意味ではなく。

だからこそ、優しい気持ちを引っぱりだせないほど疲れた日々を送るのは、何だか間違っている気がする。

何も毎日重労働してるわけでもないのになぁ。

時間の使い方が下手なのと、体力ないのと、面倒くさがりなのと。。

 

ともあれ、娘の優しい気持ちにあたたかくなった、山登りでした。

お天気も良かったし。

 

足はその後1週間ほど筋肉痛で、子ども達にバカにされたけども😅

1番大切にしたいこと

私には、小学生の子供が3人。

みんな同じお腹から生まれてきたよね?と思うほど、それぞれ全然違う。

 

毎日と言っていいほどキレまくりで、子育てなんか語る資格はない。でも、

子供に何より伝えたいことがある。

それは、

人生で1番大切なのは、好きなことを見つけること

 

せっかく生まれてきたこの世界。

どうせ、みんな100年もたたずに死んでしまう。

いろんなことをやってみて、好きなことをたくさん見つけてほしい。

つらいときでも、好きなことがあれば乗り切っていけるかも、と思うから。

それは学校の成績がいいことより大切…というか幸運なことだと思っている。

 

私自身は、そんなこと考えることもなく、この歳まで生きてきてしまった。

もったいなかったと思う。

自分の中の何となくの常識?や、回りからの何となくの期待?みたいなものに勝手に縛られてないで、もっと自分の好きなこと、やってみたいことを探せばよかった。

だけど…少なくとも今気づけてよかったと思って、これから「好きなこと」を探したいと思う。

 

 

あと、もうひとつ子供に伝えたいこと。

それは、

人と自分は違う

ということ。

違っていていい。そもそも人間平等なんかじゃない。才能や、家庭環境も含めて。

きょうだいゲンカを見ていると、「自分の思う正しさ」を振り回していることがよくある。

あとは…もういい!と、全部投げ出してしまったり。

まだ幼いのだから、しかたないところもあると思う。でも。

自分がされて嫌なことはやらない、とよく言うけど、自分は大丈夫でも相手は嫌なことかもしれない、って想像することが大事だと思う。だって違う人間だから。

相手はもしかしてこう思ってるかもしれない、と、想像してほしい。

あと、相手が大切にしているものは、自分の考えに関係なく、大事にすること。

ケンカもたくさんして、自分の気持ちも、相手の気持ちも納得できる、Win-Winの着地点を探せるようになってほしいなと思う。

 

…と子供達に、教えたい毎回本当は!でも実際はねぇ…そんないろいろ考える余裕なく、ブチ切れちゃうよねぇ(ははは)