あおまる3210のブログ

ヨレヨレ子育てと、ゆるゆるアウトドア

貸しと借りの人間関係

生きていく上で、避けられない人間関係。

いろんな人がいる中で、楽な付き合いができる人と、そうでない人がいる。

仕事であれば、多少の緊張感があった方がいいのかもしれないが。

 

私個人的には、仕事でもプライベートでも、常に「貸し」と「借り」を気にしないといけない人は、正直しんどい。

 

私は人よりぼーっと生きており、ポンコツで気もきかないので、圧倒的に助けてもらうことが多い。

でもそれを何とも思わず、受け入れてくれる人がいる。そうすると私も、逆にお願いされたとき、多少面倒だろうと引き受けることに何の抵抗もない。むしろお互いに、多少のわがままも言えたりする。

 

だけど中には、何かをお願いすると「貸し」だと認識する人もいる。

もちろん、快く引き受けてくれるのだけど、こちらが「借り」だと認識し、言葉に表す必要がある。私、あなたに借りがありますよね、理解しています、ありがとうございます、という感じの。そうでないと、何となくギクシャクしてしまう気がする。

逆にこちらが何かしてあげたら、過剰に「借り」を返されてしまう。私もこうしないといけないのだなと、逆に気が引けてしまう。

 

私は、どっちかというと前者の人の方が付き合いやすい。

何かしてあげてお礼も言われなくても、いろいろ受け入れてくれる人の方が付き合いやすい。

馴れ合い、と呼ぶのかもしれないが、その人の芯みたいなところを、信用しているからこそ築ける関係だとも思う。

 

だけど…考えてみたら、単に“合う”、“合わない”の問題にすぎなくて。

後者の人は、きっと礼儀をわきまえたけじめある付き合いができる人、好きな人だ。

どっちがいいとか悪いとかいうものではない。

 

みんな違う人間、いろんな人がいる。

その中で、“合う”人がひとりでも周りにいることは、幸せなことだ。

そして“合わない”人も、いるのが当然。違う人間なのだから。拒否や否定をせず、心の中で線を引こうと思う。